終活とこれからの人生設計
2020 / 04 / 01 コラム
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人生100年時代言葉があるように、高齢社会が進み、高齢者に対する問題は山積しています。
今、2030年問題がクローズアップされてきています。2030年というと、まだ先のように感じますが、あっという間に来てしてしまう時間であることを意識してください。ところで、2030年が何で問題なのかというと、2030年には、3人に一人が65歳以上の高齢者となり、一人暮らしの世帯が全体の37%に達する見込みが示されています。全世帯の3分の1が65歳以上の高齢者世帯となるということなのです。
また、要介護者も800万人に増加し、”お一人様”を初めとして、孤独死・認知症の方の身の回りの世話や買い物難民を呼ばれる人も増加します。
人生100年時代とは単に元気で暮らしましょうということばかりではなく、こういった厳しい予測があるということ踏まえて、解決してどのようにすべきか
ということを私たち自身が考えていかなければならない時代となったということになります。
そこで、これから重要になるのが「終活」ということになります。
終活は、「ご自身の手で自分の最期の準備をしておく」ことを意味しています。 でも、終活は「最期の時」の話だけではなく、「今から亡くなるまで」と「亡くなったあとのこと」の2つを考えることなのです。
これから先、自分らしく人生をどう楽しむのか? そして、どういう締めくくり方をしたいのか? ちょっと立ち止まって考えてみませんか?
外出自粛が求められている世の中です、今の時間を利用して考えてみるのもよろしいかと思います。